Katsuma のインスタグラム(katsuma_drums) - 2月3日 20時40分


触れざるを得ないから話しますね。
長いです。

PTPにあんなライブされて、目も晴れてるし間の時間10分で気持ち切り替えてステージ立てるわけねーじゃんどうしようと思ってたら、まさかのトラブル。ライブが開始できない。

しかも原因も全くわからず、このままだとギターの音色の切り替えが全くできない。
楽器チーム、スタッフのみんなが総出で対策にあたってくれていた、でも復旧の目処が立たない、
「現時点でできる曲が2曲しかない、2曲やって終わるか、いつ直るかわかんないけど全ての設定をやり直して時間をかけてできる曲をやるか」
これしかなかった。
ここまで最高なライブで渡されたバトンと、この最高な二日間の締めくくりを2曲で終わらすなんて絶対俺は無理。と伝えた。

会場アナウンスで機材トラブルのためcoldrainのライブ開演の時間が遅れますと何度も伝えてもらい、時間がどんどん過ぎる。

慌てるスタッフと苛立ちを抑えながら必死で作業するYKCとやれる曲をその場で選びながらセトリを組み直すマサト、横で機材復旧をサポートするSUGI、ピンチはチャンスだとその場の空気をなんとかプラスに変えようと声掛けするRYO、何もできずにただ待たせているお客さんに申し訳ないという気持ちで焦り、裏の空気はとんでもなくピリピリしてた。

フェスの締めくくりを見届けようと出演者もみんな裏に集まってくれていた。

会場アナウンスからすでに30分以上経過し、もう間がもたないと焦ってる時、猪狩とMAHが「俺達が出て喋ってとりあえず間もたせるわ」と率先してステージに出てくれた。
そこから会場の空気を緩ませてくれた、どんどん出演バンドがステージに上がってただの何もない時間を意味のある時間にしてくれた、バトンを繋いでくれた。

開演予定時間から1時間経過、ようやく音の作り直しとセトリが決まった。
こんなにも待たされてもそこから出てくるcoldrainのライブ、この二日間の締めを見届けようと残ってくれていたお客さん。
あの時間を必死で繋いでくれたみんな。

とにかく感謝の気持ちだけでライブをしました。
マジで、この恩は一生忘れない。

PTPのメンバーが言うには、あれは確実にK君の悪戯らしい。
過去にもPTPのメンバーが関わる現場では大事な場面でああいう原因不明のトラブルが起きて、次の日には急に治ったりすることがよくあるんだってさ!K君め!!!! 何もトラブルがなく開演出来ていたらそれはもちろん良かったのかもしれないし、また違う感情や景色が見れたと思う。

けどあのトラブル、K君の悪戯のおかげでバンド達の愛とお客さんの愛と支えてくれて必死で作業してくれたスタッフみんなの愛をより感じることができた。
本当にありがとうございました。

開演が遅れたがためにcoldrainのライブを見たくても見れずに帰ることになってしまったお客さん、本当に申し訳ないです。
またライブハウスで返させてください。

これからもよろしくお願いします!!


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2020/2/3

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