中村松江のインスタグラム(matsue_nakamuraofficial) - 10月12日 11時15分


「ジョーカー(原題Joker)」を鑑賞。
…何と表現してよいやら…凄い映画には違いないです。
まあ観ていてこんなに息苦しい映画は珍しいですね。
一言、“絶望の塊”のような作品です。
お話は“バットマン”の悪役、“ジョーカー”は如何にして誕生したのかというもの。
主人公、“ジョーカー”となるアーサーを演じるのはホアキン・フェニックス。
彼のワンマンショー的作品で、彼の演技はほとんどの人々が認めざるを得ない程の名演で彼を観るだけでも十分に価値のある一作です。
他にこの作品に影響を与えている「タクシードライバー」、「キング・オブ・コメディ」の主役の大スター、ロバート・デ・ニーロが
テレビのトークショーの司会者マレー役で、「デッドプール2」のザジー・ビーツがアーサーが思いを寄せる同じアパートの住人ソフィー役で出演しています。
監督、脚本はコメディ映画「ハングオーバー」シリーズのトッド・フィリップス。
あの馬鹿馬鹿しい二日酔い映画の監督がよくもこんなにディープで危険な映画を撮ったものだと感心しました
(「ハングオーバー」シリーズもお酒で失態を晒したことがある人間には結構キツい映画ではありましたが…)。
この「ジョーカー」という映画、もう観ていて辛すぎます…ひたすら胸が苦しい…
今まで鑑賞した映画の中で、鑑賞後にズシンと嫌な感情に囚われた作品はスティーヴン・キング原作の「ペット・セメタリー(1989年)」、ギャスパー・ノエ監督の「カルネ」等がありましたが、それらを越えてダントツにネガティブな感情に支配されました。
この世に生まれて生きていて一度でも“挫折”や“敗北”を経験したことがある人ならば、鑑賞後、その時のモヤモヤした嫌な気持ちに支配されるでしょう。
今「ジョーカー」は日本を含めて世界で大ヒットしているらしいのですが、はたしてこの映画はエンターテインメントとして成立しているのでしょうか?
人にお薦め出来る映画ではありません。
この映画に出会わない方が幸せな人生かもしれないですから。
人それぞれ感じ方は違うと思うので何とも言えませんが、私はこの映画からかなりの精神的ダメージを受けました。
…ホアキンの悲痛な笑い声がいつまでも耳に残ります…
皆様も「ジョーカー」御鑑賞の際はお気をつけ下さい✨
#歌舞伎#中村松江
#ジョーカー#joker
#ホアキンフェニックス
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2019/10/12

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