米津玄師のインスタグラム(hachi_08) - 2月4日 22時08分

James Blakeという人間に親近感を覚える。音楽性ではなくその人間性に対して。大体同じ時期にベッドルームで音楽を作り始めたこととか、それ以降の変遷とか、意外にデカいところとか（彼は195cmもあるらしい）。毎度新譜が出るたびに強く意識する人なんだけど、この曲で歌われている心境は、まさに僕が過ごしてきた10年代を端的に鋭く表現してくれているような気がする。それを自分の作品よりも上手くやってることに対して、ミュージシャンとしての悔しさも感じるが、それ以上に「国籍も環境も違う人間がここまで自分と同じことを思い、苛まれてきた」という事実に救われる気持ちの方が大きい。そんな彼が沢山の仲間を作り、真夜中に落ちていくような音楽から、日の光を感じるような音楽へとシフトして行ったことが嬉しいし、これはまさに僕が辿ってきた道でもある。Pitchforkからの評価が芳しくなかったことを受けて、彼が自身のTwitter上で「toxic masculinity」という言葉を用いて批判したことに深く賛同する。

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