薗田淳さんのインスタグラム写真 - (薗田淳Instagram)「・靴磨き・・今日の秋田ですが久しぶりに晴れたのでスパイクを磨きました。なんと高校生ぶり…恥ずかしい事実。聞いてびっくりした人もいるかと。感想は…磨いて本当に良かった。高校を卒業し18歳にしてプロになったイケイケの当時。この世界や人生の厳しさをまったく知らない未熟な僕には自分が如何にも偉くなったのだと錯覚してしまう程、恵まれた環境が用意されていました。おそらく当たり前と感じ、ありがたいとすら感じていなかった事でしょう。怖いもの知らずで夢と自信だけは無駄に大きく格好だけは一丁前。中身は空っぽ。お小遣い制だった未成年がいきなり大金を手にし物を大切にせず人の意見には耳を傾けない。クソガキです。今、振り返ると恥ずかしい笑自分はカテゴリーを下げてきた身なので環境の違いを凄く感じてきました。・例えばサッカー用具… 一般的なプロサッカー選手はメーカーからスパイクを無償で提供して貰い、ホペイロが練習着を洗ってくれ、スパイクまで磨いて管理してくれる。そんなイメージがあるかと思います。上のカテゴリーになるほど優遇されています。それは活躍する選手が掴みとった特権。ただ下のカテゴリーになるほど自己管理になります。・どちらも経験した僕にとってその差は小さくないと感じます。プロサッカーの裾野は広がっているけどそこには大きな格差があるのも事実。先程の格差はトップレベルで活躍する一握りの選手だけが得られる高待遇。羨む気持ちもあるけど素直にそこでプレーする選手に対してリスペクトを感じます。12年目にもなると色んな選手との出会いがある。どのカテゴリーにも見習うべき選手はいて、今のチームにもいます。影響や刺激を受ける選手です。・話は逸れたけどプロに入って以降、商売道具であるスパイクの汚れは簡単に叩く程度。濡れたスパイクは外に干すだけ。そして臭くなっていくスパイク…ポイントが残っているにも関わらず新しいスパイクに新調する。残念ながらかわってしまった自分の現状です。気づかず物を軽く扱っていました。デキる男は足元からなんてのもよく目にする。スパイクも同じ。今日は磨く事で基本的な事を忘れてしまった自分に気づかされ、当時のめぐまれた環境をサポートしてくださった方に強く感謝の気持ちを抱きました。・ただそれでも今現在、恵まれた環境に自分はいます。陽のあたる職業であるけどサッカーだけしているのはカッコ悪く、その先の人生は長いので1人の人間としても謙虚さを忘れず心を磨く努力をしていかなければと危機感を覚えました。初心忘るべからず。一流の人間は先に気づくし僕みたいなタイプは失敗をし、苦しみを感じて気づく。ただこれも残念ながら自分らしさで遅かれ早かれあるけど今日気づけた事に今までの順風満帆とはいえないプロサッカー選手生活にネガティブだけじゃなくポジティブな意味も持っていると捉えてます。以上長くなったけど失敗談をもとにサッカー界の格差をこれからプロを目指す人に知って貰えたらと思い話しました。本来は普通に靴を磨いた！それだけの話です。凄い発見したよ‼︎みたいな雰囲気出してすみません。笑明日から次節沼津戦に向けて頑張ります★ ・ #初心忘るべからず #成長あるのみ #恵まれた環境は自分のチカラで掴みとれ #サッカー選手である前に1人の人間 #靴磨きで得をした普通の話 #話が長い癖をなおしたい #募集してます」4月10日 17時53分